1997年にイギリスから中国に返還された香港は、中国の中でも規制が少なく税率の低い自由経済が特徴的で、貸し事務所なども大変多くある地域です。日本からの多くの企業が進出している地域でもあります。香港でもセントラルエリアは、金融の中心地でもあり貸し事務所の賃貸料が最も高いエリアになっています。貸し事務所の空室率も大変低く、1%を切ることが多いようです。チムサアチョイエリアには香港でも優良なオフィスビルが多く存在していますが、開発途中のエリアでもあります。そのため貸し事務所の空室率は香港の中では高いエリアではありますが、それでも4%台にあります。セントラルエリアの周辺にあるアドミラルティやションワンのエリアはセントラルエリアを抜いて新たなビジネスエリアとして成長を遂げているエリアになります。一方で、ワンチャイエリアでは、セントラリエリアやアドミラルティやションワンエリアとは異なり、やや手ごろな賃貸料で貸し事務所が借りることが出来るハイグレードなビルが多く見受けられます。規模の小さい古くからのビルも多くあることから、手頃な賃貸料で貸し事務所を借りることも出来るエリアです。同じように、コーズウェイ・ベイエリアもハイグレードでありながらも手頃な賃貸料の価格帯のビルが多くあります。しかしながら、香港の貸し事務所は空室率も低水準で、やや貸し手市場という面もあります。高額な賃貸料であっても、貸し事務所のニーズは高くなっています。